K設計室の日々コラム

がつがつからこつこつ

 ようやく落ち着いた五月も、中旬へと向かいます。さわやかな空気はこの季節ならでは。

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 カラダが動かしやすいから、アタマもつられて活発化する清明です。

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 その昔、がつがつと働いていた時期がありました。余裕もなく、余裕すら考えず、

ただ目の前の仕事を「こなす」。坂道を転げ落ちるタイヤのように、ブレーキの使い方も

知らず、まわりの景色すら目に入ってはいませんでした。

 転がる石、といえば格好いいけれど、砕けそうな脆い石のように。

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 時は流れて、最近は、こつこつ感が増しています。

「行雲流水」が理想となって、廻りの景色を見ながら仕事してます。

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 足元の進み具合も、すこしずつゆるやかになってきました。とさ。

五月の故障

 なにげなく強制終了したPCが立ち上がらなくなって、一日格闘しております。

いまだ、XPだったので7のノートPCにそろそろ移行させようと思っていた矢先。

チェックしたハードディスクは壊れていないようなので、不具合が直れば復活するようです。

XPは回復させるサポートがフロッピーディスク6枚、そのままではドライブがないので、

CDに焼かなければなりません。サイトで検索して、ひとつひとつクリアーして

なんとかCDを作って回復コンソールまではたどり着きました。

 文字入力する画面で、進めては行きますが、最後のところで振出に戻る。

一喜一憂する五月の故障日。ご機嫌ナナメのお天気と同じようにナナメっています。

皆様、どうか御機嫌よう。晴れぬ空の下、晴れぬキモチのまま、現場行ってきまっす!!

つくる意味

 現場の日、雨降りで始まりました。予報ではしとしと、けれど結構大降りなようです。

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 なにかをつくること。そこには、意味があります。

自分たちの存在理由を、その意味に込めてつくる。

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 つくるものに意味を持たせる、というより、出来たものが意味を語る。

言葉は後付けですが、物が語る物語から見るひとは「意味」を見出します。

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 つくる意味、無意味なものをつくる訳にはいかないから、

その意味をよくよく考えなければならないと思っています。

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 言葉で説明するより、実物を見ればわかる。わかるひとには、わかる。

そんなスタンスで、今日も現場にでかけます。

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 ハナミズキの白い胞。きれいな季節になりました。

小さな差異、大きな実り

 新年度も早中旬を過ぎて、すこしずつ静けさを取り戻す週末です。

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 曇り空ベースでも、季節は春の只中。長い冬が過ぎて、明るさをより増しています。

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 引き潮の浜辺、べた凪ぎの海、潮騒がゆっくりと聴こえていました。

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 小さな違いは相対的なもの。ひとりひとりの、小さな差異もどう捉えるかで、

大きな違いが生まれていきます。自分にしか出来ないこと。この世に存在するだけで、

おのずとその個性は自然のかたちを現しています。

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 木の葉も、一枚一枚が小さな差異を持ちながら、大きな幹を形作る。

かのように、こちらも毎日すこしずつ小さな歩みを続けよう。

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 取り留めのない日々も、いつのまにか大きな実りに変わることでしょう。

桜をおくる

 午後になって強くなった雨。花散らしの春雨になりました。我が家の庭にも、

ちらちらと舞い降りる花吹雪。花の命は短くて、はかないものですね。

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 これからの鎌倉は、五月の連休まで、新緑の季節が始まります。

緑濃くなる手前の、凛凛しい緑。生きる力そのものです。

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 早くなった朝焼けに、いまだ身体が追いつかず、すこしモヤっとしています。

生まれて半世紀。という言葉が友人からのmailにもありました。

季節より早く、季節を先取りしていた時期は遠く過ぎていきます。

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 そのぶん、月の満ち欠けや風の音、潮騒にココロの奥で反響するかのように、

だんだんと変わってきました。自然にそうなっていくもののようです。

 このところ読み返していた手塚治虫さんのブッダと火の鳥。

そのなかに繰り返される、輪廻というテーマも、昔よりしっくりくるようになります。

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 谷戸の桜。また来年もどうぞよろしくです。

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 今年は、桜をおくりながら、ずいぶんとしみじみする季節です。sunbaseballcherryblossom

想う、の春

 桜の季節の訪れを、あれほど待ち望んだはずなのに、どこか浮かない気持ちの有様。

巡る季節に永遠性を想う、長い冬を長く感じていた先日までとは、ココロの在り方が違う。

そんな気分のまま、どこか上の空で過ごす今週です。

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 材木座六号橋のボックスカルバートが切り取るいつもの風景。

春の明るさとはいえ、すこしココロがクローズしているのは、歳のせいかしらん。

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 身辺で起こることや、人が話す言葉には、聞き流すことが出来ないことがありますね。

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 昔はスルーしていたことも、気にかかるようになるのが、すこしは大人になったこと。

人生いろいろ。機微がだんだんに身に染みてわかるのも、妙と言えるのでしょうか。

花の色合いの妙が、やけに目に届く季節でもあります。

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 いつもと変わらぬ、穏やかな春の潮騒。かけがえのないその音が、

なぜかすんなりココロに響かぬ、砂浜です。

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 考えても変わらぬこと。しかし、いろいろと想うのも、たまにはいいか。

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 らしくない、と独り言。波につぶやく朝のようです。sunbaseballsun

てくてくの日々

 我が家の谷戸に鳴く鶯。鳴き方がうまくなってきて、いよいよ春本番です。

屋根の上から聞こえる美声に、うれしくなる。そんな一日の始まりです。

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 静けさを湛えた境内の石畳を、てくてくと歩きながら海へと向かう毎朝。

見上げる空が、春らしく明るい季節になりました。

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 材木座の砂浜にも、てくてくと続く足跡。どうやら帰り道のようです。 

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 明けない夜はない。そう思うだけで、すこしはましな気がしてきます。

なるべくしてなるように、悠然とかまえて過ごす日々。

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 寄せては還す春の海。ずいぶんと引き潮で、浜が広がって気持ちがよい朝です。

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 てくてくの日々。相棒は、相変わらず右往左往。変わらぬ日常が過ぎていきます。

ピンボケ日和

 春一番というより、春の嵐に降り込められる週末。犬は我慢の限界から脱出し、

うれしそうにぐるぐる廻る日曜日の朝でした。散歩が生きがい、単純です。

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 ロバート・キャパの本のタイトル「ちょっとピンボケ」ならぬ大ボケ?

景色が靄ってピンボケ、アタマもすこしお疲れ。ボーっとリラックス。

コレハコレデ、ピンボケ日和です。

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 もともとの近視、乱視に加えて老眼が参加?して、眼鏡をかけてもピントがあわず

外してもあまり変わらない、ピンボケ人生です。

なにもかも追求したり、デジタルにクリアーに暴くかのような世の中。

ご隠居のように、すこしピントを外したほうが、丁度良いのかもしれないなぁ。

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 春霞、そんなに慌てずにゆったりと過ごしたいものです。

明日は春分。今年は、穏やかな春でありますよう。

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 春色の空は、薄い水色。谷戸では鶯が鳴く練習をする週明けです。

よい、一週間をお過ごしください。sunbaseballsun

積極消極能動受動

 柄にもない文章を書いて、らしくない感覚を持ちます。時には、それでもいいか。

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 自分から進んでやったこと。というものは、失敗しても納得出来ます。

反対に、成り行きで仕方なくしたこと。は、嫌になることが多く、引きずることにもなる。

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 ねずみのひげは、ものに当たったときより、近くのものに自分から触れたときの

アタマの反応が数倍強いと聞きます。それと同じことが、私たちの日常にもある。

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 どうせ同じようなことをやるなら、何事も積極的に、能動的に動くようにしよう。

先々を見据えていることで、先回りして物事に当たっていれば、厭々と消極の

行動にはならないと思います。

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 明日が普通に来るとは、誰にも確かなことではなく、だとすれば

すこしでも「こうしよう」が増えていけば、あとで嘆くぶんが減るようになる。

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 まったく後悔しないことは、そんなにないから、自分から動こう。

おおげさなことではなく、普段着の毎日から。sunsunsun

時間と空間

 雪のおかげで、塵が吸い取られて空気がとても澄んで気持ちがよい。

花粉とか埃が、雪の白さの元になっているのは不思議です。

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 朝の蒼さと、凛として爽快な冷気。ココロが洗われる弥生の始まり。

今月はいいことがありそうです。sun

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 飛行機雲が、放たれた光の矢となって東の空を進んでいきます。

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 ここ数年で、ようやく時間と空間の質に対する感覚がつかめたようです。

若い頃は、図面と現場の整合性を計るのに精一杯。

空間は考えられても、時間の流れを相手にすることには覚束無かった。

建築は時の経過に晒されていくもの。陳腐なデザインやいい加減な仕事では、

かけた金額にも見合わず、粗大ごみと目に映っても仕方がない。

 いまさらながら、設計者の立場を考え始めています。

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 毎朝の海辺の景色は、大きな空間として眼前に広がっています。

この広がりを、どう小さな空間に映すのか。気持ちのよい空間は、

ほどよい狭さにもあります。自然の大きさに合わせた、自然な小ささを。

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 その場所に流れる時間。疲れたココロでも、なぜかゆったりと

安らぐことの出来る空間。まだまだ、やるべきこと。考えられること。

それはそれは、たくさんあります。よい、週末を。

http://www.ksekkeishitsu.jp 

も、どうぞよろしくです。

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